WordPressでサイトを作るにあたって、サイト全体のデザインを決めるテーマを選ぶ必要があります。
WordPressにはたくさんの無料テーマがありますが、私はその中からCocoonを選びました。
他にももう一つWordPressでWebサイトを作っているのですが、そちらもCocoonを使用しています。
無料テーマのそれぞれの違いを見たかったので、別のテーマを選ぼうと思っていたのですが、見比べた結果、結局Cocoonにしてしまいました。
私がなぜCocoonを選んだのか。Cocoonの特徴と、選択肢にあがったほかのテーマについても紹介します。
- はじめてWordPressでサイトを作ろうとしている人
- どのテーマを使えばいいか迷っている人
- まずは無料テーマでスタートしたいと考えている人
WordPressのテーマとは
WordPressのテーマとは、Webサイトのデザインや構成を決める着せ替えテンプレートのようなものです。Wordpressでは、自分で難しいコードを書いたりしなくても、テーマを適用するだけでWebサイトを作ることができるのです。テーマによって様々なデザインや機能があるので、いくつか見比べながら自分が作りたいWebサイトに合うテーマを選ぶ必要があります。
- Webサイト全体のデザイン設定
- ヘッダーやフッター、サイドメニューなどの画面設定
- 記事を書くときの装飾（文字色の設定や、見出し、リスト、吹き出し、ハイライトなど）
- SEO対策
- ライブラリーページや、問い合わせフォームなどの機能ページ
WordPressの無料テーマを選ぶポイント
肝心のテーマ選びですが、WordPressには数え切れないほどたくさんのテーマがあります。無料のものや有料のものがありますが、今回は無料テーマの選び方をご紹介したいと思います。
どのテーマを選ぶべきか、「WordPress テーマ 無料 おすすめ」でいろいろと調べました。
WordPressの無料テーマ 5選
いろいろなサイトで紹介されていた無料テーマは以下の5つ。私もこの中から選ぼうと決めました。
- Cocoon
- Luxeritas
- Lightning
- Xeory
- LION MEDIA / LION BLOG
この5つの無料テーマから、私がCocoonを選んだ理由と、ほかのテーマを選ばなかった理由を紹介していきます。
WordPressのテーマを選ぶポイント
まず、テーマを選ぶにあたってどのようなポイントを見ていったかを紹介します。
サイトの目的に合ったテーマを選ぶこと
テーマにはそれぞれ特徴があり、どのようなWebサイトに向いているのか（どのようなWebサイトを想定して作られているのか）が異なります。企業向けホームページや、個人向けブログ、写真や動画のポートフォリオなど、自分が作りたいWebサイトに合わせてテーマを選ぶことが重要です。私は、個人向けブログに適したテーマを探しました。
レスポンシブ対応していること
レスポンシブ対応とは、ユーザーが使っている端末に合わせてWeb画面のデザインが変わる機能のことです。PCのWebブラウザで見る場合と、スマートフォンで見る場合では画面構成が大きく変わります。最近ではスマートフォンでWebを見るユーザーが圧倒的に多く、どちらにも対応しておくことはとても重要です。これは必須条件としました。
SEO対策がされていること
SEO対策とは、Webの検索エンジンで自分のサイトをできるだけ上位に表示させるための対策です。せっかくWebサイトを作るのですから、たくさんの人の目に止まるようにしたいですよね。もちろん記事の中身を充実させる必要がありますが、ページの読み込み速度など、サイト構築側からのアプローチも必要になります。SEO対策を強みとしているテーマを中心に選びました。
シンプルなデザインに対応していること
私はシンプルなデザインが好きなので、全体的にごちゃごちゃしていなくてシンプルなテーマを選びました。テーマによってデザインが異なるので、各テーマのデモサイトなどを見て好みのデザインを探しました。
CSS/PHPなどの知識がなくても、ある程度のデザイン変更に対応できること
私はまだまだCSSやPHPの知識が乏しいので、ノーコードでも構築できるものを選択しました。テーマによっては基本カラーが決まっているものがあり、色の変更はコードを書き換える必要があります。色の変更など、簡単なカスタマイズは管理画面でできるものが嬉しいです。そして、ゆくゆくはコードも編集できるテーマがいいなという希望もありました。
WordPressの無料テーマの特徴と、選んだ理由／選ばなかった理由
それでは、それぞれの無料テーマの特徴と、選んだ理由、選ばなかった理由を紹介します。
Cocoon
まずは私が選んだCocoon。無料テーマの紹介では必ずと言っていいほど取り上げられている有名なテーマです。実際に使ってみて、管理画面だけでいろいろなカスタマイズができることに驚きます。マニュアルなどのドキュメントもしっかりと整備されていて、問い合わせサポートにも対応しています。初心者にはとても優しいテーマだと思います。
- ブログや個人サイトの制作に適している
- 管理画面だけで画面構成やカラー設定などさまざまなカスタマイズが可能
- SEO対策がしっかりとされている
- 記事を書くときの装飾や挿入できるコンテンツが豊富
- 有名テーマなので困った時にも解決策が見つかりやすい（ブログやYoutubeなどで情報発信されている）
- 問い合わせサポート（フォーラム）を利用できる
Luxeritas
Cocoonともうひとつ、最後まで悩んだのがLuxeritasです。こちらも有名な無料テーマで、多くのユーザーが利用しています。私が選ばなかった理由は2点。1つは問い合わせサポートがない点、もう１つはCopyrightを非表示にするためには有料の拡張プラグインが必要な点です。致命的な点ではないですが、CocoonはこれらをクリアしているためCocoonを選ぶ決め手になりました。（テーマを無料で使わせていただいているのにCopyrightを非表示にさせたいという図々しさよ・・・）
- ブログや個人サイトの制作に適している
- SEO対策がしっかりとされている
- 記事を書くときの装飾や挿入できるコンテンツが豊富
- Copyrightを非表示にするには有料の拡張プラグインの購入が必要。
Lightning
続いて、Lightningというテーマを紹介します。こちらは個人・商用ともに利用可能なテーマですが、デモサイトには企業のホームページが多く紹介されています。私は今回個人のブログサイトを作りたかったため、こちらのテーマは見送りましたが、いろいろとカスタマイズがしやすいテーマのようのです。
- 企業向けホームページの制作に適したテーマ
- デフォルトのスキン「Origin III」以外に独自デザイン用の「Plain」が用意されており、自分でデザインを作りたい人におすすめ。
- Copyrightを非表示にするには有料の拡張プラグインの購入が必要。
Xeory
Webマーケティング等のノウハウを提供するメディアを運営しているバズ部が作ったXeory。私もバズ部の記事は拝見しているので、とても興味のあるテーマでした。選ばなかった理由としては２点。1つは企業ホームページ向けに適したテーマであること、もう1つは基本カラー以外のカラー設定にはCSS等のコードを書き換えなければいけない点です。また、これは私の環境が悪いのかもしれませんが、Xeoryのホームページが読み込みに時間がかかる感覚があり、今回は見送りました。
- 企業向けのホームページ制作に適したテーマ
- サイト型のXeory Extensionと、ブログ型のXeory Baseの2種類のテーマを公開
- テーマは５つの基本カラーから選択可能
- カスタマイズをするためにはHTML・CSS・PHP等のスキルが必要
LION MEDIA / LION BLOG
無料なのに洗練されたデザインがかっこいい、と評判のLION。LION MEDIAとLION BLOGの2種類のテーマを公開しています。有料テーマで人気のTHE THORの前身となるテーマです。かっこいいデザインにとても惹かれたのですが、選ばなかった理由は1点、更新が止まっているという点です。LION MEDIA、LION BLOGともに2018年2月でアップデートが止まっています。更新がされていないテーマは、新しいWordPressの環境に対応できないような不具合やセキュリティリスクが出てしまう可能性があります。
- サイト型のLION MEDIAとブログ型のLION BLOGの2種類のテーマを公開
- かっこいい、おしゃれなデザインが特徴
- 2018年2月でアップデートが止まっている（後継のTHE THORは更新されている）
さいごに
今回はWordPressの無料テーマの選び方と、私がCocoonを選んだ理由、そのほかのテーマを選ばなかった理由をご紹介しました。テーマがたくさんありすぎて、何を選べばいいか迷いますよね。。今回ご紹介したような有名テーマについては、たくさんのユーザーが利用しているので、どれを選んでもきっと満足のいくWebサイトが出来上がるのではないかと思います！デモサイトなどを見て、あなたの気に入るテーマを見た目重視で選んでしまってもよいと思います。何よりも見た目は大事・・・。私もまずはCocoonを使い倒していく所存ですが、きっとそのうち有料テーマも試したくなるんだろうなぁ。
う〜〜〜ん、たくさんあって迷う！！！！！！
少しでもテーマ選びの参考になれば幸いです。
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